除夜の鐘はなぜ108回? その意味と煩悩との関係は | 気にしたら負け

除夜の鐘はなぜ108回? その意味と煩悩との関係は

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12月も約一週間が過ぎ、残すところ三週間ほどとなりました。

今年もそろそろ終わりが見えてくる頃ですね。

一年の終わり・大晦日といえば思い浮かぶのは

紅白歌合戦や年越しそばなどもありますが、

個人的にはそれらより除夜の鐘でしょうか。



家から近いところにお寺があるので、

毎年大晦日にの夜なると鐘の音が聞こえてくるんですよね。

あの音を聞くと、ああ今年ももう終わりなんだなあ、

という気分になります。



それにしても、除夜の鐘ってどうして大晦日の夜に鳴らすんでしょうか?

そして、なぜ108回も鳴らす必要があるんでしょうか?

疑問を持ったまま年を越すのもスッキリしませんし、

ここはひとつ、新年を迎える前にその疑問を解消するとしましょう。






除夜の鐘とは?



まず、除夜の鐘とはなんなのか、

ということから改めて見てみましょう。



除夜の鐘は大晦日の12月31日から新年1月1日にかけて

108回の鐘を打ち鳴らす
、年末の恒例行事です。

除夜という言葉は「除日(一年最後の日)の夜」という意味で、

これはつまり大晦日の夜を指します。

大晦日の夜につく鐘だから除夜の鐘。

そのまんまですね。



鐘は12月31日中に107回をついて、

最後の1回を年の明けた1月1日につくとされています


(お寺によって違う場合もあるようです)



さて、鐘をつく回数が108回である理由についてですが、

これについては諸説あるようです。


古代中国の季節を表す方式である二十四節気と七十二候に、

月の数にあたる十二を加えて108になる(24+72+12=108)

ということから、1年間を表すという説。

四苦八苦を取り払うという意味で、4×9+8×9=108という説。


他にもいろいろあるようですが、

その中で一般的とされているのは、

108というのは煩悩の数を表しているという説ですね。



煩悩とは人の心を悩ませ苦しませる様々な心の働きのこと。

欲望であったり、怒りであったり、執着であったりと

様々なものがあります。



この煩悩を鐘をつくたびに一つ一つ消し去り、

迷いや汚れから開放された清らかな心で

新年を迎えてもらおう、というのが除夜の鐘なのです。



煩悩が108ある訳








煩悩が108あるとされる理由ですが、

これは108という数字が仏教の生まれた古代インドで「たくさん」を意味し

人間の煩悩はとにかくたくさんあるよ

ということから来ているようです。



他にも煩悩の数を108とする理由はあるのですが、

そちらはなんだかピンと来ないので、

108=たくさんという認識で十分じゃないかとおもいますね。



一応、もう一つの理由をあげておくと……、

人間の五感+意識の「6」つに対して感じる

気持ちが良い・悪い・普通の「3」段階の感覚、

さらに、浄・汚の「2」種類の属性、

そして、前世・今世・来世の「三」世。



それらすべての組み合わせが6×3×2×3=108となり、これが人間の煩悩の数を表すのだとか。

前世や来世とかまで持ちだされてもよくわからないんですが、

とにかくこれで108なんだそうです。



おわりに



人を悩ませ、108もあるとされる煩悩。

来年も……いえ、生きている限り

人は煩悩に苦しめられ続けるのでしょう。

けれど、年の始くらいは除夜の鐘の音で煩悩を消し去り

清らかな気持ちで迎えたいですね。



同じく大晦日の風物詩である年越しそばの記事もあります。
よろしければそちらも読んでみてください。


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