鍋奉行の意味 アク代官だの待ち奉行だの、上手いこと言いますね | 気にしたら負け

鍋奉行の意味 アク代官だの待ち奉行だの、上手いこと言いますね

Sponsored Link

日に日に寒さが増してきた今日このごろ、
温かい鍋料理が一段とおいしく感じられる時期になりましたね。


水炊き、寄せ鍋、しゃぶしゃぶ、すき焼き……
様々な鍋料理が楽しめるのが冬の醍醐味です。


しかし、鍋といえば同時に思い浮かぶのが鍋奉行の存在。
今日は鍋ではなく、そちらの鍋奉行についてです。


鍋




鍋奉行の意味って?



鍋奉行というのは、
鍋料理をする際にいちいち口出しして仕切りたがる人
のことを指しますね。


出汁の量や火加減、具材を入れる順番・位置に始まり、
果てはかける調味料や食べ方まで
指示をしてくる場合まであります。


そのため、少々厄介な存在という意味合いが含まれる呼び名になっていますね。



ネーミングについてですが、
時代劇でよく権力を振るう役回りとなる「奉行」という役職があることから、
頭に鍋をつけて鍋奉行と呼ばれるようになったようです。



その他の、鍋と時代劇に関したネーミング



鍋奉行という呼び名に比べると一般的ではありませんが、
他にも時代劇にちなんだ鍋に関するネーミングがあるみたいですね。
結構おもしろいなと思ったので、ついでに紹介します。



鍋将軍

・鍋将軍以上に厳しく、手に負えない人


アク代官

・灰汁とりを担当する人


待ち奉行・待ち娘

・具材が食べられるようになるのを待つだけの人 男性が待ち奉行で、女性が待ち娘


と、こんな名称と意味なんだそうです。
なかなか上手いネーミングだな、と関心してしまいました。



終わりに



鍋に関して深いこだわりや知識があると、
どうしてもわかってない人ややり方について、
いろいろと口出ししてしまいたくなるものなのでしょう。


しかしながら、あれこれと指図されるほうからすると、
良い気分はしない場合があるのもまた事実でしょう。


少しでも鍋を美味しく食べられるように
良かれと思って場を取り仕切っても、ついつい度が過ぎてしまい

「鍋奉行の○○さんがいなければもっと楽しかったね……」
なんて思われては意味がありません。


みんなでつついて楽しめるのが鍋の魅力ですし、
時には黙って成り行きに任せるのも、
名奉行のあり方なのではないかと思います。



ともあれ、鍋のおいしいこの季節、
存分にその味や雰囲気を楽しんでおきたいですね。






Sponsored Link

こちらの記事もどうぞ

この記事へのコメント

気にしたら負け TOP » 未分類 » 鍋奉行の意味 アク代官だの待ち奉行だの、上手いこと言いますね