瀬戸内寂聴の不倫したり娘捨てたりのすごい人生
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瀬戸内寂聴って尼さんいますよね。
時々テレビに出て喋ってるのを見るたび、
誰なんだろうこの人……とずっと思ってたんですよねー。
それが今度のTVタックルの特番にゲスト出演するようなので、
いい機会だと思いちょっと調べてみることにしました。

瀬戸内寂聴ってどんな人?
瀬戸内寂聴は天台宗の僧侶であり、同時に小説家。
恋愛小説や伝記小説、源氏物語の関連作品を多く書いているみたいですね。
年齢は現在91歳とかなりの高齢でありながら
今な様々な活動を続けており、近年では
反原発のストライキなども行っていたようですね。
非常にエネルギッシュな方のようです。
また、86歳のときになんとケータイ小説用の作品「あしたの虹」を執筆していたのだとか!
ケータイ小説っていうと若年層向けの恋愛小説ですよね……
そんなところに86歳のおばあちゃんが乗り込んでいくとか衝撃的です。
源氏物語からの引用が多く見られる作品だったそうですが、
いったいどんな内容だったのか気になりますね。
さて、この方の代表作は夏の終りという小説なのですが、
この作品は女流文学賞を受賞し、後に映画化もされています。
で、作品の内容はというと、寂聴自らの不倫の恋愛体験を描いているんですね。
え、不倫!?
僧侶というと、なんとなく禁欲的なイメージがあったのでびっくりですね。
そこでもう少し調べてみるとこの寂聴さん、
禁欲的とは言いがたい部分のある人生を送っているご様子。
いったいどんな人生だったのか、次の項目で触れていきますね。
瀬戸内寂聴の人生
21歳で結婚、夫が勤務する北京へと移住し、翌年に娘を出産。
23歳のときに終戦を迎え、翌年日本へ帰還。
帰国後に夫の教え子と恋に落ち、なんと夫と娘を残して家を出て浮気相手の下へ向かいます。
そして28歳のときに正式に離婚、結婚生活は5年で終わりを迎えました。
娘さんは当時4歳、子供からしたらたまったものではありませんね……。
なお、娘さんとは後に和解できたそうです。
不倫相手との破局後、上京して小説家を目指すことになります。
その後は小説家として活躍しますが、
東京に来てからも二人の男性と恋愛関係にあったようです。
その後、51歳のときに出家。
出家の理由は、ひとつに作家としての信念や哲学などの
バックボーンを得るため、というのがあったそうです。
出家後も作家としての活動は続け、
源氏物語の現代語訳で源氏ブームの火付け役になったり、
文化勲章を受けたりしています。
文化勲章(ぶんかくんしょう)は、科学技術や芸術などの文化の発展や向上にめざましい功績のある者に授与される日本の勲章。
以上が、ざっとですが結婚から出家までの寂聴さんの人生の様子です。
不倫した挙句、旦那さんと娘さんを捨てたり、
小説家になったと思ったら出家して尼さんになったりと、
なんというかロックな人生ですね。
瀬戸内寂聴の言葉
この人の名言がネットでまとめられていたので、
ついでだしその中から個人的に気に入ったのをいくつか上げてみようと思います。
・相手が今何を求めているか、何に苦しんでいるかを想像することが思いやりです。
その思いやりが愛なのです。
・いろんな経験をしてきたからこそ、あなたの今があるのです。
すべてに感謝しましょう。
・子どもと目線を同じにして対等に話をして下さい。
大人は皆、上から物を言い過ぎます。
そして、世の中は生きる価値があると感じてもらえるように、
大人が努力しましょう。
・悩みから救われるにはどうしたらいいでしょうという質問をよく受けます。
救われる、救われないは、自分の心の問題です。
とらわれない心になれば救われます。
・心を込めて看病してきた人を亡くし、
もっと何かしてあげればよかったと悲しみ悔んでも、亡くなった方は喜びません。
メソメソしているあなたを見てハラハラしていることでしょう。早く元気を取り戻して下さい。
・一日一日を大切に過ごして下さい。
そして、『今日はいい事がある。いい事がやってくる』
『今日はやりたい事が最後までできるんだ』この事を思って生活してみて下さい。
おわりに
彼女の生き方にはいろいろと思うところがあるかもしれませんが、
発言の中にはなるほどなーと頷けるものが個人的にはありました。
他の人にはなかなか真似のできない生き方をしてきた寂聴さんならではの視点から、
世の中に意見を投げ続けてほしいなと思うところです。
上で取り上げた瀬戸内寂聴の自らの体験を描いた作品、夏の終り。
安いですし、興味がわいたら読んでみてはいかがでしょうか。
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ハチ公 | 2014年09月04日