アウェイク手術とは?そのメリットと渡邊剛心臓医の診療を受けるには
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アウェイク手術という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは心臓病の手術法なのですが、
まだまだ行うことのできる医師や施設が少ないため、
ご存じない方も多いかと思います。
心臓病なんて患ってないから関係ないよ
と思われる方もいるかもしれませんが、
実は心臓疾患は日本人の死因の第2位。
がんに次いで亡くなっている方の多い病気なのです。
その点を考えると、いずれ心臓手術を受ける可能性は
決してないとは言い切れないのではないでしょうか。
もしもの時のため、少しでも心臓手術について知っておきたいところですね。
そんなわけで、本日は心臓手術の先端、アウェイク手術についての話題です。
アウェイク手術とは?
アウェイク手術とは、患者が起きた状態で行う心臓手術のこと。
通常、心臓バイパス手術は全身麻酔をして行うのに対し、
アウェイク手術は局所麻酔のみで行うため
患者の意識は覚醒したままになります。
また、通常のバイパス手術が患者の心臓を止めて人工心肺を使うのに対し、
この手術は患者の心臓が動いたまま手術を行うのが特徴です。
そのため、全身麻酔ができない患者や、
人工心肺の使用による脳梗塞が懸念される患者に適した手術法とされています。
そのメリットは?
従来の心臓バイパス手術の中では全身麻酔と人工心肺が使用されます。
しかし、全身麻酔には呼吸器不全がある方には行えない、
人工心肺には脳梗塞を悪化させる危険性という問題点があります。
一方、アウェイク手術はそのどちらも使用しないため、
そういった問題を抱える患者にも施術が可能となるのです。
全身麻酔を使わないため、体力の回復も早く
手術当日からの食事も可能なのだとか。
また、術後の合併症や認知症の進行といった問題を
防ぐこともできるのだそうです。
つまり、通常の心臓バイパス手術に比べて体への負担が小さいのですね。
デメリットは、極めて高い技術が必要とされるため、
手術のできる外科医・麻酔医や施設が限られること。
せっかくメリットの多い手術方法でも、
受けられなければ意味がないですからね……。
渡邊剛医師とはどんな人物?
日本を代表する心臓血管外科医、渡邊剛医師についても
触れておこうと思います。
渡邊医師はその心臓手術の経験と手腕から、
心臓外科のブラック・ジャックの異名を持つ名医。
低侵襲冠動脈バイパス手術の経験は日本で最も豊かで、
成功率は99.6%という極めて高い数字を誇ります
件のアウェイク手術だけでなく
外科手術ロボットを使った手術なども行っており、
日本で初めての手術を次々と成し遂げた実績を持っています。
ロボット手術は
・骨を切らないので小さな傷跡のみの手術
・身体への負担が少ないので術後3日で退院できる手術
・少ない出血・痛みで済むので体力の回復が早く、早期の社会復帰が可能な手術
といったメリットがあり、こちらもアウェイク手術のように
患者への負担が小さい手術法と言われています。
患者の負担に配慮した技術を追求しているというのはすごいですね。
名実ともに優れた心臓外科医ということで、
名前だけでも覚えておいて損はないんじゃないでしょうか。
渡邊剛医師の診察を受けるには?
以下のいずれかの方法で診療の予約や相談ができます。
金沢大学外来予約センター(電話:076-265-2933)
心臓血管外科専属コーディネーター 伴(ばん)(電話:076-265-2830)
渡邊剛医師の公式サイト
医師の公式サイトからは心臓病の相談もできるそうなので、
お悩みの方はまずそちらで相談してみてはいかがでしょうか。
(返信には数日かかるようなので、危急の状況でなければですが)
おわりに
心臓手術といえば一大手術というイメージですが、
今はより患者の負担を減らすため、
このようなの手法が開拓されていたのですね。
医療技術の進歩には驚くばかりですが、
それを可能とした医療従事者の方々の努力には
本当に頭が下がりますね。

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