箱根駅伝の経路と高低差は?参加資格や起源、正式名称は?
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年が明けてまず始めのスポーツイベントといえば箱根駅伝。
この駅伝の参加資格や起源、それからコースに関する話を
見て行きたいと思います。

経路や高低差は?
箱根駅伝の経路は東京-箱根間で5区に分かれており、
これが往復路で合計10区になります。
往路の1区と復路の10区にあたるのは、
東京大手町の読売新聞本社ビルから鶴見中継所まで。
高低差が少なく、準エースクラスが投入されることが多い区間と言われています。
往路の2区と復路の9区は鶴見中継所から戸塚中継所の間。
高低差約40mの権太坂が立ちふさがる区間。
各校がエース旧を揃えて争うことから、
「花の2区」「復路のエース区間」と言われる。
往路の3区と復路の8区は戸塚中継所~平塚中継所区間。
フラットなコースだが、復路では遊行寺坂が行く手を阻む。
往路の4区と復路の7区は平塚中継所から小田原中継所まで。
4区の距離は20kmを切り、全区間中で最も短いルートとなっている。
復路の7区のほうは10区間中で最も走りやすい区間と言われているとか。
5区と6区は小田原中継所~箱根・芦ノ湖の間。
高低差800近い山登り(復路は山下り)区間で、
高いスタミナ・脚力そしてコース適正が要求される難所。
箱根駅伝の参加資格
参加資格は以下の条件を満たす必要があります。
競技者の所属校が関東学連加盟校で競技者は当該年度の登録を完了していること。
所属する加盟校が関東学連から処分を受けていないこと。
本人が関東学連の資格審査委員会によって処分を受けていないこと。
出場申込回数が4回(予選会のみ出場の場合も回数に含む)を越えないこと。
関東学連加盟校一覧はこちら
留学生でも上記の条件を満たしていれば参加することが可能です。
(ただしチームエントリーできる人数に制限があります)
基本的には関東の大学以外は出場できません。
しかし、5年ごとの記念大会のみ、日本学連選抜チームとして
関東学連加盟校以外の学生も参加できる可能性があるようです。
起源
箱根駅伝の正式名称は東京箱根間往復大学駅伝競走。
この駅伝のの起源となったは、マラソンの父と呼ばれた金栗四三らが
立ちあげた企画、アメリカ大陸横断駅伝
……の予選会です。
かつて彼らは、世界に通じる日本の長距離選手を育成し、
また世界の注目を集めるイベントは開けないかと考えました。
そこで出てきたのがアメリカ大陸横断駅伝です。
箱根駅伝のコースが東京-箱根間なのは、
アメリカ大陸横断駅伝の本番で難関になると見られていた
ロッキー山脈越えを見据えたため。
東京-箱根間にはコースに山越えを含んでいるため、
ロッキー山脈走破の予行演習するという理由があったのです。
もっともこのアメリカ大陸横断駅伝は実現することはありませんでしたが、
予選会であった箱根駅伝は今もお正月の風物詩として、
国民から愛され続けています。
なお、この金栗四三は日本人で初めてののオリンピック出場者で、
箱根駅伝で最優秀選手に送られる金栗四三杯も
当然彼の名が由来となっています。
おわりに
毎年多くのドラマが生まれる箱根駅伝。
今年はいったいどんな名シーンが生まれるのでしょうか。
今から楽しみですね。

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Johnc672 | 2014年07月19日