初不動の読み方や意味とは?高幡や麻生ではだるま市も | 気にしたら負け

初不動の読み方や意味とは?高幡や麻生ではだるま市も

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1月28日は全国の不動尊を祀るお寺で
初不動という催しがあるそうです。

これはいったいどういうものなのか、
知らなかったので少し調べてみました。







初不動とは



初不動(はつふどうと読む)とは、
毎年1月28日に不動明王を祀るお寺で開かれる縁日のこと。

不動尊の縁日は毎月28日にあるそうなのですが、
1年の初めにやるから初不動と呼ばれているんですね。
そのまんまの意味でした。


日野市の高幡不動や川崎市の麻生不動などでは
この日にだるまを販売する市も立ち、
それを買い求める人も来るとあって境内は賑わうようです。


高幡初不動



大小様々のだるまが取り揃えられていますね。
(画像は高幡不動の初不動より)



値段は軽く調べてみたところ
小さいのが5、600円くらい、
2、30cmくらいのものが2、3000円くらい、
さらに大きい物になると数万するのもあるみたいです。
(値段は場所によって違うかもしれません)



不動明王とは



不動明王は仏教の様々な宗派で信仰されている存在。
大日如来が人々の煩悩や悪心を払うために、
恐ろしい姿をとったのが不動明王だと言われています。

不動明王の本来の姿である大日如来は
宇宙のすべてをつかさどる中心的な存在ということですので、
実はとんでもなくありがたい存在なんですね。


火難を避けるご利益があると言われていますがそれだけにとどまらず、
念ずる者の願いによってどんなご利益も受けられるという話もあります。



だるまについて



ここでだるまについても見てみましょう。

だるまは御存知の通り、願掛けをするのに使われる縁起物。
片目を塗って願い事をし、叶えばもう片方の目を塗ります。

議員が選挙で当選したときに、
だるまの目を塗る光景をよく目にしますね。
また、合格祈願の品としてだるまが扱われていたりもしています。


だるまが願掛けに使われるようになった由来は、
むかし養蚕農家がだるまの片目に墨を塗っていい繭ができるよう願ったところ、
それが叶ったという話が商人に広まったためと言われています。



だるまのモデルとなったのは仏教禅宗の開祖、達磨(だるま)大師

だるまが丸っこいかわいらしい形をしている理由は、
達磨大師が9年座禅をしてたら手足が腐ったという伝説から。
怖っ、見た目とは裏腹に恐ろしい話ですね。



おわりに



初不動の縁日とともに立つだるま市。
願い事がある方やお知り合いに受験生がいる方は、
だるまに願掛けをしてみるのはいかがでしょうか。





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