光化学スモッグの症状や子供・洗濯物への影響は?PM2.5との違い | 気にしたら負け

光化学スモッグの症状や子供・洗濯物への影響は?PM2.5との違い

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6月に入っていきなり真夏のような暑さになりましたね。


夏を感じさせるものと言えば、
セミの鳴き声やプールなどいろいろありますが、
私は光化学スモッグ注意報が思い浮かびます。



私の住んでいる地域では毎年夏になると
光化学スモッグ注意報が流れるので、
あれを聞くと夏だなあーという実感がわくんですよね。


変わってるかもしれませんけどw



しかし、実を言うと光化学スモッグってなんなのか、
注意報がよく出る地域に住んでいながら
よく知らなかったりするんですよね。


そこで、今回は光化学スモッグについて
いろいろと調べてみることにしました。


光化学スモッグ 影響




光化学スモッグとは?



光化学スモッグとは大気汚染の一種で、
人体に悪影響をおよぼす現象です。


光化学スモッグは光化学オキシダントと呼ばれる
有害化合物の濃度が高まった状態で、
これにより呼吸器などの影響が発生します。



原因はなに?



光化学スモッグの原因は自動車や工場の排気ガスです。

排気ガスに含まれる汚染物質が太陽光によって化学変化を起こし、
光化学オキシダントが発生するのです。



光化学スモッグの原因となる自動車や工場の排気ガスは、
以前から削減する努力が続けられてきました。

そのため、日本では光化学スモッグは昔より
かなり少なくなったそうです。



しかし、近年では中国から汚染された大気が流れてくるようになり、
それが今までの自動車や工場の排気ガスにかわって
光化学スモッグ発生の増加原因となっていると言われています。


他にもヒートアイランド現象などの関係性も指摘されているみたいですね。



光化学スモッグの影響は? 子供や洗濯物は大丈夫?



光化学スモッグによる人体への影響は、
主に目と呼吸器への症状となって現れます。



目の症状
 目がチカチカする・目が痛くなる・涙が出る


呼吸器の症状
 喉が痛む・せきが出る・息苦しさを覚える


その他の症状
 頭痛や吐き気など



洗眼やうがいで対処することができますが、
それでも改善しない場合や呼吸困難・けいれんなどの
重い症状が出た場合は医師の診察が推奨されます。






子供への影響



子供は体育の授業を受けたり外で遊ぶことが多いことから、
光化学スモッグの影響にさらされる機会が多く、
被害の大部分が小中学生に集中しているそうです。


熱中症だけでなく、注意報が出たときは光化学スモッグにも
気をつけてあげたいですね。



また、アレルギーや喘息を持っていたり、
呼吸器系の障害や既往歴がある場合も注意が必要とのことです。




洗濯物への影響



光化学スモッグの影響で洗濯物がやられるのでは?
という心配をお持ちの方もいると思いますが、
特に問題はないのでそのまま干しておいていいそうです。


詳しい理由は

光化学スモッグの原因物質は、粉じんやすすなどではなく、ほとんどがオゾン(O3)であり、
物質にぶつかると酸素(O2)に分解されますので、衣服等に付着して残留するものではありません。

引用元:神戸市の光化学スモッグに関するFAQ

とのことです。


光化学スモッグの原因となるのが排気ガス中の物質なので
いかにも汚れそうなイメージでしたが、そういうわけではないみたいですね。



光化学スモッグへの対策は?



光化学スモッグへの対策は、室内に入って過ごすことです。
他にこれといって有効な対処法はありません。

さらに目を洗ってうがいをし、窓も閉めておくのが望ましいですね。

やむを得ず外出する場合は、激しい運動は避けましょう。



光化学スモッグはマスクでは防げないと言われていましたが、
最近は光化学スモッグにも対応できるマスクも発売されているようです。


しかし、そもそも光化学スモッグ注意報が発令されるのは、
夏場の日差しが強くて風がない暑い日です。

外で活動すること自体が向かない状況なので、
マスクをするよりも、素直に大人しく室内で過ごしたほうがいいでしょうね。




PM2.5との違いは?



PM2.5とは、大きさが2.5μm(マイクロメートル)以下の
とても小さな粒子の総称です。


小さいので肺の奥まで入り込みやすく、
ぜんそく・気管支炎や肺がんなど
呼吸器系のへの影響が懸念されています。



光化学スモッグも呼吸器系に影響が出ますが、
こちらは一過性の症状なので
PM2.5に比べれば深刻ではなさそうです。



両者の違いをまとめると、

光化学スモッグは大気汚染の現象名で、
PM2.5は小さな粒子の総称名。

どちらも呼吸器系への影響があり、
PM2.5のほうが深刻な被害が懸念される。


といった感じでしょうか。



PM2.5が最も多く飛来するのは1~5月頃と言われ、
中国に近い九州地方や西日本が影響を受けやすいです。


対して光化学スモッグの発生時期は4~10月(特に夏ごろ)で、
車や工場が多く排気ガスの出やすい都市で起きやすいとのことです。
千葉県や埼玉県なんかがそうみたいですね。



こちらの そらまめ君 というサイトは
光化学オキシダントやPM2.5の濃度が見られるので、
気になる場合はチェックしてみてはいかがでしょうか。





これからの時期は夏休みで思いっ切り外で遊ぶぞー!
という方も多いかもしれませんが、
光化学スモッグで被害を受けないように注意してくださいね。





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