リエゾン治療とはどんな治療法?ストレスと腰痛の関係って何?
Sponsored Link
リエゾン療法という腰痛の治療法があるようですね。
最近ちょっと腰が痛いなと思っていたところなので、
どんなものか興味がわいて調べてみました。
リエゾン療法とは?
リエゾンとはフランス語で連携という意味。
その言葉どおり、整形外科と心身医療科が連携し、
肉体面と精神面の両側から治療にあたる療法のこと。
どうして腰痛の治療に精神面からの対応が必要なの?
と思われるかもしれませんが、
これは腰痛の原因にストレスが関係している場合も多いからなんです。
ストレスと腰痛の関係
レントゲンやMRIによる検査を行っても、腰痛の肉体的な原因を
特定できる割合はわずか15%と言われています。
残る85%は検査で異常がわかりにくいぎっくり腰か、
精神的なストレスから引き起こされているものと
考えられるようです。
なぜストレスが腰痛を引き起こすのか?
それはストレスによって自律神経の働きに乱れが生じ、
筋肉の緊張や血流の悪化を招くのが理由のようです。
このように、腰痛には精神面の原因から肉体的苦痛が
引き起こされるケースもあるため、
その場合はリエゾン療法による心と体両面からのケアが
行われるということですね。
リエゾン療法による対応
リエゾン療法では肉体面と精神面の両方から
症状の改善を試みることは述べました。
ここでは、実際にどのような治療が行われるのかについて
もう少しだけ詳しく見てみようと思います。
まず、肉体面では痛みを緩和する治療と、
ストレッチや適度な運動で筋力の回復や
血行の促進をさせるリハビリ療法などを行うようです。
次に精神面での対応ですが、こちらはストレスの軽減を図るだけでなく、
腰痛と折り合いをつけながら生活していくための
考え方を指導されるようですね。
痛みがあるからといって安静を保ちすぎると、
筋肉の硬直や気が滅入るうつの傾向が強まり、
体を動かさないことから状態の悪化を招く場合もあります。
それを防ぐために、痛みがあってもできることはあるという考えを持ち、
少しずつリハビリや日々の生活でのストレスの軽減を図る。
そういった治療の仕方がリエゾン療法というものみたいです。
おわりに
腰痛は検査しても15%しか原因の特定ができないと書きましたが、
それでも15%はわかるということですので、
腰痛になったら素人判断はせずにきちんと医師の診察を受けましょう。
勝手な判断で中途半端な対応をしていると、
いつまでたっても改善せずに悪化させてしまう可能性もありますからね。

Sponsored Link