渡辺喜美辞任までの経緯と問題点は?みんなの党次期党首は誰に?
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みんなの党の渡辺喜美代表が辞任を表明しましたね。
どんな経緯で、そして何が問題となって辞任へと及んだんでしょうか?
その点を調べてみました。
辞任までの経緯は?
渡辺代表が辞任に追い込まれた原因は、
先月から話題に上がっていた8億円借り入れ問題です。
その流れは以下のとおり。
・2010年 参院選直前、渡辺代表がDHC会長吉田嘉明から3億円を借り入れる
・2012年 衆院選直前、今度は5億円を借り入れる
・2014年 3月26日 週刊新潮に吉田会長の手記が掲載され、8億円借り入れの事実が公開
・このままでは選挙を戦っていけないと、党内で辞任を求める声が高まる
・2014年 4月 7日 渡辺代表が辞任を表明
問題点はどこ?
渡辺代表の8億円借り入れの問題点はどこにあるんでしょうか?
それについては、以下の点が指摘されていました。
元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士によると、選挙資金だった場合、
たとえ借入金だったとしても選挙運動費用の収支報告書に記載がなければ、
公職選挙法違反に問われる可能性がある。
政治活動の費用だった場合は、
政治資金収支報告書に記載がないと政治資金規正法違反にあたる可能性がある。
使途が選挙や政治活動に無関係だったとしても、
吉田会長は12年の5億円について担保や返済期限が設定されず、
借用書もなかったとしており、贈与と認定されて税務上の問題が指摘される可能性が浮上する。
これを寄付とみなした場合には政治資金規正法が定める寄付額の制限を超える可能性もある。
(引用元:朝日新聞DIGITAL)
簡単に言うとこんな感じでしょうか?
政治や選挙活動のためにお金を使う場合、
その収支をきちんと書類に記載していないと違法になる。
(渡辺代表は8億円について書類に記載していなかった)
上記の問題に触れなかったとしても、
8億円を政党への寄付とみなした場合、献金の上限額を超えてしまい法に触れる。
(政党への個人献金は2000万円が上限)
献金の上限よりも、8億円の使い道が政治資金だったか否かが
メインの問題みたいですけどね。
渡辺代表は8億円は選挙資金ではないと言っていますが、
何に使ったのかは詳しく明かしていません。
酉の市で熊手を買ったと説明したりしているようですが、
8億円借りなきゃ買えないの熊手なんてどこの酉の市で売ってるんですかね。
関連記事:浅草酉の市2013 屋台の話題と熊手を飾る場所・処分について
みんなの党次期党首は?
次期党首は浅尾幹事長が代表代行として有力視されているようです。
まあ順当に行くとそうなりますよね。

浅尾幹事長は2013年の8月に就任したばかりのようですが、
1年待たずに代表になっちゃうかもしれないんですね。
去年の暮には内部分裂して結いの党ができていましたが、
今年は代表のスキャンダルで党存続の危機という声もあるようです。
そういう意味では、結いの党に行った面子は
いいタイミングで離党したなとは思いますね。
これからというところで亡くなった藤巻幸夫氏は
とても残念だったと思いますが。
関連記事:藤巻幸夫が死去!大動脈破裂ってどんな病気?家族や妻子は?

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